介護保険とは?
介護保険の概要
政府厚生労働省により制度化されたもので、高齢化社会の中で老後の最大の不安要因である介護を社会全体で支える仕組みをつくるために作られた制度です。
この制度によって、社会保険方式による給付と負担の関係を明確にし、国民の理解を得られやすい仕組みと考えられています。
また、介護保険の利用者の選択肢を増やし、多角的な観点から主体となる保健医療サービス・福祉サービスを総合的に受けられる仕組みを活用できます。介護を医療保険から切り離すことで、社会的入院解消の条件整備を図っています。
実際の仕組みとしては、被保険者より保険料を徴集し、保険の必要性が生じた場合、各種介護保険サービスを現物給付する社会保険方式になっています。
現在の保険料設定としては、第1号被保険者(65歳以上)については、市区町村毎に保険料金が設定されている為、市区町村役場によって異なります。また、第2号被保険者(40~64歳)については、報酬月額の1.13%に設定されています。
介護保険のメリット・デメリット
もし、仮に自分が介護の世話になる・をする状況になった場合に家族が要介護と認定された場合、その度合いによって国と自治体から介護サービスや用品の補助がありますので、原則として、使用した介護にかかる費用の1割の自己負担で済むことが最大のメリットです。
反対にデメリットとしては、介護保険を利用していない場合、または、将来的に保険サービスを利用せずに亡くなってしまった場合、介護保険に支払った金額は他の介護サービス利用者のために使用されることになります。
自分や家族が要介護認定を受け、実際に介護サービスが必要となる状況にならないと、普通の人には全くと言っていい程に介護保険に加入している必要性が感じられないのがデメリットといえます。
また、今後高齢化社会の中で介護保険制度のサービス利用者はさらに増えることが予想されます。現状でさえ、超高齢化社会と言われている状況で日本国内での利用者の増加が、さらなる介護保険負担額を強いられ、いずれは財源確保のための増税への引き金になる恐れもあります。これが今の介護保険制度の最大の課題でもあり、デメリットとも言えます。